【追記】
東京都行政書士会中野支部長宛に送らせていただきました公開質問状につきまして、到着から早くも1カ月が経とうとしております。
また、小職とは別に内容証明郵便にて要望書を送付した支部会員、メールにて問い合わせをしている支部会員もおりますが、支部執行部から支部会員に対する回答はなく、また、世間一般に対して今回の混乱を招いたことについて説明、弁明、謝罪なども確認できません。
一人の中野支部会員として何らの解決をすることもできず忸怩たる思いですが、事ここに至ってはもはや現中野支部執行部の自浄能力に期待することはできない状況と判断いたしました。
この度、今回の問題を憂慮する東京都行政書士会の会員有志が集まり、中野支部長 戸口 勤 氏に対して支部ホームページならびに東京都行政書士会の会報誌「行政書士とうきょう」への謝罪記事の掲載を求める要望書が作成されました。
小職もこの要望書の趣旨に賛同させていただき、行政書士会会員として要望者の末席にて加えていただいております。
全国の行政書士会員の皆様におかれましては、下記リンク先のChange.orgに開設した要望ページより今回の要望内容をご参照いただき、ともにご賛同いただければ幸いです。
【東京都行政書士会中野支部公式ウェブサイトにおいてなされた行政書士の品位を害する行為に関する要望 | Change.org】
https://www.change.org/p/東京都行政書士会中野支部公式ウェブサイトにおいてなされた行政書士の品位を害する行為に関する要望
上記リンク先より要望内容を閲覧の上、ご賛同いただける方は画面右のコメント欄に「お名前(登録名)」と「支部(所属単位会)」を入力して「賛同!」ボタンをクリック願います。
本日時点で日本全国約50名の行政書士会会員の方にご賛同をいただいておりますが、この問題についてはネット上の中野支部公式ホームページが発端となり、その後は主にFacebookやtwitterなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を伝播して広まったため、インターネットに縁遠い会員の中にはこの問題を全く知らない方も多くいらっしゃるかと思います。
現に、東京都行政書士会の執行部の方々、中野支部会員の中でもこの件が世間をにぎわせている事を知らない方もおります。
また、中には「自分には関係ない」と思っている会員、「このまま静かに世間の関心が薄れるのを待つのがよい」とする会員もおり、賛同いただいている方はまだまだ少数です。
しかし、今回の一連の問題は、一つは行政書士会の公式ホームページで起こった問題である事、また一つは私たちが法律により業務独占を許された資格業である事などを鑑みると、会として何らの対応もせずにこのままやり過ごすのが正しい選択であるとは考えません。
是非全国の行政書士会員のみなさまのお力をお借りし、一人でも多くの方にこの問題を共有していただき事態が少しでも良い方向に進展することを願ってやみません。
2013年6月18日午前1時25分
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【追記】
過日、東京都行政書士会中野支部長 戸口 勤 氏に宛てて送付させていただいた質問状につきまして、先方への到達より1週間経過いたしました。
残念ながら今日現在においても何らのお返事もいただけておらず、私の質問への回答だけではなく、同様に中野支部会員一般に対する説明などもございません。
小職は5月24日に行われた平成25年度東京都行政書士会定時総会に傍聴者として参加してまいりましたが、その場において、戸口 氏は代議員として活発にご意見をされておりました。
その弁に反省の色は一切なく、東京会HPから支部HPへのリンク削除した事、東京会の担当部から支部HPの取りやめを依頼された事に対して「現執行部の横暴」、「他士業への弱腰姿勢」などという評価をなされ、終始自己が被害者であるような趣旨のご発言をなされておりました。
引き続き、一刻も早く支部執行部から何らかの説明がなされることを期待しておりますが、最低限のご説明すらも頂けない状態である以上、粛々と次の対応を考えさせていただきたいと存じます。
2013年5月27日午後14時28分
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2013年5月18日
東京都行政書士会中野支部
支部長 戸口 勤 殿
行政書士登録番号91080008
東京都行政書士会中野支部
会員 張 正翼
行政書士登録番号09081248
公 開 質 問 状
現・東京都行政書士会中野支部支部長 戸口 勤 氏におかれましては2013年4月16日、東京都行政書士会中野支部定時総会の第五号議案 支部長選出において、出席支部会員による投票の結果、僅差にて支部長に就任され、今日に至っております。
東京都行政書士会中野支部会員である私、張 正翼は、5月8日に支部ホームページがリニューアルした事を知りました。
内容について非常に問題と感じる箇所があるため、5月11日に「中野支部役員のみなさまへ」、5月15日に「ご見解をお聞かせください」、そして5月16日に「サイトの氏名削除と名称札取り下げのお願い」とそれぞれ件名を題して、中野支部メーリングリスト(現在は閉鎖)を通じて現執行部宛にメールを送らせていただきました。
いずれのメールも一部の執行部の方に到着していた模様ですが、残念ながら役員の方からお返事をいただけず、5月16日から17日にかけて、上記三通のメールを現・中野支部ホームページの問い合わせフォームから送信させていただきました。
しかし、大変遺憾ながらこれらについても現時点では何らのお返事もいただけておりません。
もはや私のメールへの返信は結構ですので、行政書士会中野支部支部長に対する一支部会員として、そして業歴30年以上の大ベテランと自称される貴殿に対し登録歴4年にも満たない知識・経験ともにまだまだ精進が必要な後進として、かねてより疑問であった点について、そしてこの間に世間を騒がせた支部ホームページに関する点について、質問をさせていただきたく存じます。
また、貴殿がいやしくも法律により業務独占を許された我々行政書士を代表する支部長という大変重要な役職にあらせられる事に鑑みて、公開質問状という形式をとらせていただきます。
本状到着より5日以内を目処に、下記の質問の内容に対して正面からご回答のうえ、署名押印をした書面にてご返信願います。到着後5日以内にご返信いただけない合理的な理由がある場合はその旨ご連絡ください。
なお、質問に対するお返事に加え、他に主張・説明なさりたい事があればご自由にお書きください。現在、様々な問い合わせを受けられており、中には誹謗中傷でしかないものもあるかと推察します。
本状の趣旨は、決して、貴殿の人格を攻撃したり、発言や意見表明の機会自体を封じ込めることを目的としているわけではございません。言論の自由の下、支部長であられる貴殿のそのお考え、ご意見をどうかご自由に表明していただきたく存じます。
記
1.1事務所設置規則への適合性
現在、支部事務所と定められている、「東京都中野区弥生町3-24-11」に使用料と称して29,000円徴収し、入居者を募っていると伺っております。
日本行政書士会連合会の行政書士検索にて同住所を検索すると、番地が漢数字で登録されている方も含めて、入会して間もない方を中心に15名前後の行政書士が登録されております。
これらの各事務所は東京都行政書士会行政書士事務所設置指導基準第二条に定める「事務所の設置にあたっては、業務取扱上の秘密を保持しうるよう明確な区分を設けるとともに、他人が容易に侵入できない構造」に反する所はないでしょうか?
内部構造の実態と同基準に対するお考えをお聞かせください。
1.2東京都行政書士会からの調査・指導の有無
上記に関連して、東京都行政書士会より事務所のあり方について内部調査、指導をされた事実はございますか? もしそのような事実があった場合はそれらの調査・指導された回数、また、それらに協力をしたかお教えください。
1.3支部活動を通じての事務所への勧誘活動について
今後、中野支部において、年10回程度を目処に支部研修会を行うと伺っております。支部研修会では中野支部会員だけではなく、他の支部会からも参加者がありますが、支部活動に乗じて上述の弥生町にある事務所への勧誘活動をされるのではないかと危惧しております。
当然、支部の活動と個人が運営する事務所の活動は厳格に分離したうえで支部運営をされるべきと思いますが、念のため、研修の場において、また研修後など支部活動を通じて得られた情報を元に勧誘行為はなさらないと認識してよろしいでしょうか?
2.1支部メーリングリストの運用について
貴殿が支部長になる以前より、中野支部では支部会員の情報共有・情報交換・支部から会員への連絡のためにメーリングリストを利用しておりました。
支部会員の方々と主に支部ホームページの問題を共有するため、本日、メーリングストへの投稿を試みたところ、メーリングリスト自体が消滅している模様です。
本状送信時点において、サーバーに障害等が発生している事実はありますか?または、意図的に閉鎖をされたのでしょうか?
もし、意図的に閉鎖をされた場合、中野支部会員が唯一、支部活動について情報共有できる場を会員に何らの断りもなく急きょ閉鎖されたのは由々しき事態と考えます。この点についてのお考えをお聞かせください。
3.1支部ホームページの管理運用について
前執行部では東京都行政書士会が無償で用意されたサーバー・ドメインを利用して支部のWebサイトを運用していたものと認識しております。
現在の支部ホームページは、レンタルサーバーをエックスサーバー社に、ドメインを移管されていると認識しております。
更新・管理のしやすさを考え、ワードプレスで運用することへ切り替えたのはよいと思います。
しかし、一体なぜ、これまであった無償のサーバー、そしてドメインの利用までもやめ、有償のものにしたのでしょうか?
3.2編集後のページ隠ぺいの理由について
支部ホームページ上にあった「行政書士と弁護士等」、「行政書士徴章とコスモス」というタイトルのページについては、当初から他士業の業務について誤った記述、差別的な表現とも取られかねない記述があったと認識しておりました。この点、内外から非常に多くの批判があったものと推察いたします。公開後、幾多の加筆・除筆などの編集を経て、最終的には何らの告知もなく該当ページを隠されましたが、一体どのような認識で隠すことを決められたのでしょうか?時系列にて詳細にお聞かせ願います。
3.3支部ホームページの編集責任者について
支部ホームページ公開後、問題のあるページの存在が広く認知され、深夜、早朝にかけて頻繁に加筆・除筆をされていた模様ですが、どなたが担当者として修正作業を行っていたのかお教えください。また、支部長である貴殿はその作業を責任持って監督されていたのかも併せてお教えください。
3.4支部ホームページからのリンク先
リンク(官公庁等)というページにおいて、これまでの支部Webサイトにはなかった学術団体、公益系団体、研究会と分類された中に、さらに~学会、~研究会などと称する団体があります。
これらのリンク先をクリックして、役員等のお名前を拝見すると、その多くが中野区弥生町三丁目24番11号に行政書士登録されている方です。
これらの団体については任意団体のようですが、一体なぜ支部のホームページへ掲載しようと思ったのか、理由をお教えください。
3.5支部ホームページからリンクを貼る際の倫理
支部ホームページからリンクを貼る事については、それらのページへのアクセス数を増やすためのSEO対策ではないのか、すなわち上述の同住所で事務所を構える特定の方々へのある意味、利益供与をしていると見られかねません。貴殿にそのような意図はなかったとしても、そのように見られかねない以上、即刻このページについても削除、修正をするのが妥当と思います。ご見解をお聞かせください。
3.6東京都行政書士会Webサイト指針
支部ホームページについても行政書士が作成する以上、東京都行政書士会Webサイト指針の一部に服するものと考えます。その場合、今回の一連の流れはこの指針に反すると思慮いたします。ご見解をお聞かせください。
3.7意見・苦情など全問い合わせの記録・保管状況について
ホームページに表示されている問い合わせフォーム、また新たに批判のメールが集中したためか、ご意見というフォームを作成されていますが、貴殿が支部長就任以降のメールは当然、削除することなく全件記録・保管されていると思いますが、いかがでしょうか?
4.1現執行部の今後について
もはや中野支部内だけではなく、東京都行政書士会、全国の行政書士、他の法律専門職、隣接法律専門職の名誉を不当に傷つけ、これだけの影響を招いた責任は大きいと思慮いたします。
就任から一カ月もせずこのような事態になった現実を直視すると、現執行部のみなさまにおかれましては今回、このような混乱を招いた責任をとっていただくため、まずは謝罪の上、総辞任していただきたく伏してお願い申し上げます。
貴殿の責任の認識、今後の出処進退についてどのようにお考えであるか、お聞かせください。
なお、合理的な理由もなくお返事が頂けない場合、またはお返事をいただけても真摯にお答えいただけていないと判断した場合は別途、懲戒請求をさせていただく事を検討している旨、併せてお伝えいたします。
以上
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【追記】
東京都行政書士会中野支部 現支部長 戸口 勤 氏に対して先日、内容証明郵便にて送付いたしました質問状につきまして、5月21日17時29分付で配達が完了した旨の通知を日本郵便株式会社様から受領いたしました。
到着後、ご返信いただけない合理的な理由がない限り、5日以内に書面にてご回答頂くことをお願いしております。
質問状の内容につきましては、取り急ぎ東京都行政書士会中野支部会員のみなさまに対しては共有させていただきたいと思いますが、残念ながら支部会員間での唯一の連絡手段であった支部メーリングリストが現執行部により閉鎖されてしまっている模様ですので、別途ご連絡をいただければメールにて送付させていただきます。
5日経過した時点でご回答をいただけない場合、事態の進展がない場合、まずは質問状のみでも、広く公開させていただきたいと存じます。
2013年5月22日午前8時11分
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この度、私が所属する東京都行政書士会中野支部の支部ホームページの一連の騒動において、法律専門職や他の隣接法律専門職の方々を意味もなく貶め、差別的とも取られかねない非常に問題のある記事を公開してしまい他士業の方、全国の行政書士の方に非常に不快な思いをさせてしまっております。
いかなる事情があるとはいえ、現執行部の成立を阻止できずにこのような事態になることを許してしまったことを一支部会員としてお詫びを申し上げます。
ホームページの件について、公開後、小職からも支部会員として数度メールにて執行部に問い合わせをしていますが、それらに対する返答もなく、他の一般会員に対しても未だ何らの説明もございません。
そのため、5月19日付で小職から支部長の戸口 勤 氏に対して内容証明郵便にて質問状を送付いたしました。
未だに支部長からの今回の件に関する説明はなく、困惑されている方が多くいると思いますが、今回の騒動について私以外の支部会員からも抗議の意を示されている方もおり、今回の支部ホームページが中野支部会員の総意ではないことを併せて申し上げます。
2013年5月19日午前9時43分
張国際法務行政書士事務所
行政書士 張 正翼