外国人人権法連絡会発行「2025年版 日本における外国人・民族的マイノリティ人権白書」が発刊されました。
2024年度版の「マイナンバーカードと在留カード」に引き続き、2025年度版では「在留資格審査の厳格化」をテーマに執筆しました。
外国人問題に関わるNGO、研究者、弁護士の方を対象とした内容で、現在の日本が抱える外国人問題、これからの外国人受入についてご関心がある方にとっては参考になると思います。
ご興味をお持ちいただけた方は是非、下記より購入願います。
編集・発行:外国人人権法連絡会(https://gjhr.net/hakusho/2025-2/)
頒価:1000円(送料込)
【人権白書 2025年版目次】
はじめに ―― 日韓条約60年と人種差別撤廃条約60年 ―――田中宏
第1章●ヘイトクライム・人種差別
1.「クルドヘイト問題」中間報告 ―――中島麻由子
2.いくつかの成果と続く「虐殺否定」―――加藤直樹
3.情報流通プラットフォーム対処法 ―――金 尚 均
4.相模原市・反差別条例の顛末 ―――瀧 大知
5.複数ルーツの人々の差別経験とメンタルヘルス ―――市川ヴィヴェカ/下地ローレンス吉孝
6.モルガン・スタンレー裁判 ―――青龍美和子
7.ムスリム母子への不当聴取事件 ―――中島広勝
第2章●“先進国”日本の外国人管理体制
1.送還停止効の例外規定と司法判決 ―――渡邉彰悟
2.監理措置の開始―運用面の問題点 ―――児玉晃一
3.在留特別許可ガイドラインの改定 ―――鈴木江理子
4.子どもへの特例的な在留特別許可 ―――池尾伸一
5.日本育ちの若者の強制送還 ―――織田朝日
6.永住取消制度の導入 ―――丸山由紀
7.永住資格取消に対するCERD書簡 ―――藤本伸樹
8.在留資格審査の厳格化 ―――張 正 翼
第3章●転換期を迎えた移住労働者たち
1.育成就労制度はどうなるか?―――旗手 明
2.ミャンマー人技能実習生の現状 ―――藤岡小百合
3.「強制帰国」の新たな手法 ―――佐々木史朗
4.農業における外国人労働者 ―――宮入 隆
5.外国人技能実習機構の課題 ―――武藤 貢
6.特定技能制度の問題点 ―――早崎直美
7.送出し国事情・フィリピン ―――藤本伸樹
8.送出し国事情・インド ―――安里和晃
第4章●移民女性の権利
1.女性差別撤廃委員会の日本審査 ―――村西優季
2.技能実習生の妊娠・出産問題 ―――佐久間順子
3.JFCの就労・生活・幸福度調査 ―――伊藤里枝子
4.留学生のリプロダクティブ・ライツ ―――高向有理
第5章●マイノリティの子どもたちの権利
1.信愛塾の実践46年 ―――大石文雄
2.「家族滞在」の子どもたちの進路 ―――高橋 徹
3.外国につながる子どもと学校・髪型 ―――林 純子
4.外国人の子どもの就学調査と日本語調査 ―――小島祥美
第6章●「やまぬ戦争」下の外国人住民の生存権
1.難民申請者1万人の現在 ―――生田志織
2.2023年改悪法の実施後の状況 ―――大澤優真
3.仮放免高校生と「子どもの権利」―――稲葉奈々子
4.支援ネットワークの現状と今後 ―――安藤真起子
5.在日外国人の健康権 ―――李 節 子
第7章●国際人権基準とマイノリティの権利
1.国連女性差別撤廃委員会の日本審査 ―――小森 恵
2.国連勧告と在沖米軍・ジェンダー ―――親川裕子
3.沖縄の基地問題と水や環境への権利 ―――阿部 藹
4.移住労働者とビジネスと人権 ―――尾家康介
5.「ビジネスと人権」調査報告とアイヌ ―――小泉雅弘
第8章●敗戦80年・日韓条約60年
1.群馬の森追悼碑撤去・佐渡鉱山登録 ―――竹内康人
2.市民の力で開けた長生炭鉱の坑口 ―――井上洋子
3.敗戦80年-戦時性暴力を問う ―――方 清 子
4.在日外国人無年金の歴史 ―――李 幸 宏
5.日韓条約60年と積み残された課題 ―――郭 辰 雄
おわりに ―― 戦後80年-解決すべき課題 ―――丹羽雅雄
資料1 主要な国際人権条約 ———藤本美枝
資料2 在日外国人の人口動態 ———鈴木江理子
資料3 外国人人権法連絡会 声明文
執筆者
- 特定行政書士、張国際法務行政書士事務所代表
- 1979年(昭和54年)生、東京都渋谷区出身。10代後半は南米のアルゼンチンに単身在住。
帰国後は在住外国人を支援するNPO団体にて通訳・翻訳コーディネーター&スペイン語通訳として勤務。
ビザに限らず広く外国人に関わる相談をライフワークとしています。
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